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皆さんこんにちは。ブログ管理人のイオキです。
この度、コラムも書いてみる事になりました。
その内容とは「フジコーワらしいカメラバックを作ってみよう」です。
あまりHP等には出ておりませんが、実はフジコーワとカメラバックは昔から深い関係があるんです。かれこれ1960年代からカメラのアルミバックを作り始めたので、もう50年近くになりますね。でも、最近「フジコーワらしいカメラバック」って作っていないな・・・。
そんな思いから現在のニーズにマッチしたカメラバックを企画してみました!!
ベースとなるケースとして”PROTEX CORE”シリーズのFP-15とFP-33を選びました。
どちらもキャスターとドライブハンドル付きで女性にも扱いやすいケースです!
果たしてどんなカメラバックが出来るか??皆さんお楽しみに!!
カメラバックとしての用途を考えると内装が重要です。
色々な機種に対応しなければいけませんし、一緒に持って行きたいアクセサリー類も撮影の都度変わってきます。基本は自由に仕切りの位置が変えられる事と十分な緩衝性能を持たせることでしょう。ベースとなるケースをFP-15に決め、内装は赤いパイル生地で厚めの緩衝材をくるみました。中仕切りはベルクロで自由に位置が固定できるようにします。
蓋側の内装は本体側と同素材とし、PCも収納できるようにメッシュのカバーを付けました。黒のボディーに真っ赤な内装、なかなかの出来栄えでした。プロカメラマンにも使用して頂き、良い評価を得て販売にこぎつけました。
カメラバック1号機(FP-15-C)が好評だったのに意を強くし、2号機の企画が始まりました。
うーん、1号機も良く出来たけどもっと進化した内装ってないかな?
内装でなくいっそインナーケースにしてみたら? 内装代わりのインナーケース?
樹脂製ハードケース”PROTEX CORE”を一つ買っていただき、内装代わりのインナーケースを必要数お求め頂くのはどう?
まずは叩き台として布地を縫製してソフトケースを試作してみました。
防水性のあるターポリン生地で厚めの緩衝材をくるみ、ファスナーは止水ファスナーにしました。
黒いターポリンに黄色のインナーが映えます、自由に移動できる中仕切りも便利そうです。
じゃあPROTEXらしさってなんだろう?
ソフトケースでありながら、PROTEXの原点である「Protection」を表現したいね
十分厚いクッション材はもちろん必要だけど、それだけでは伝わらないな
樹脂製ハードケース”PROTEX CORE”のリブパターンが表現できないだろうか?
クッション材や縫い方を工夫しながら何度か試作を重ね、出来てきたのが写真のようなリブパターンです。何となくPROTEXらしいカメラバックが出来る予感がしてきました。
インナーケースとしてだけでなく、ハードケースと一緒に持ち歩けるようにしたいね
そこでハードケースのキャリーバーに差し込めるようにベルト状のポケットを背面に縫い付けました。ポケットのファスナーを開けばご覧のようにキャリーバーに差し込んで固定できます。ハードケースとソフトバックのコラボレーションです。
こんなカメラバックのセットで撮影旅行に行くのは如何でしょう?
出来上がったソフトカメラバックのネーミングを考えました。
ソフトバックですがコンテナみたいに頑丈そうなカメラバック”PROTEX Container”としました。早速グレーのインクでカメラバックの黒い外装に印刷を入れてみました。よりコンテナらしくなった気がします。
ある時はソフトカメラバックとして、又ある時はハードケースのインナーとして使い分け頂けると嬉しいです。
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