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アルミケース(ジュラルミンケース)の専業メーカー フジコーワ工業が、
アルミケース及びアルミトランクの製造を開始したのは1947年。
60年以上の年月をかけて積み重ねたノウハウを結集したアルミケースが日本製アルミケースのスタンダードモデル「ATシリーズ」です。軽量であるにも関わらず、堅牢性に優れた「ATシリーズ」は、高い信頼性であなたの大切な機材・現金・書類・物品等を輸送時の損傷から確実に守ります。
今回は「ATシリーズ」の中でも特に優れた堅牢性を誇るAT-8000/AT-8100のモデルについて、その特長を細かくご紹介します。
素材は、高張力アルミニウム合金です。
ATシリーズの様なタイプのケースは、「ジュラルミンケース」という名称で認知されている場合がありますが、本物のジュラルミンで作られ、市販されているアルミケースはほとんどありません。 詳しくは、当サイトのコラム「本物のジェラルミンケースをつくってみよう」を読んでいただくとわかりますが、ジュラルミンは、耐食性や曲げ・絞り等の加工性や溶接性が悪く扱いづらい材料だからです。 一般的にアルミニウムは素材自体が柔らかく、加工しやすいのですが、ATシリーズでは「高張力アルミニウム合金」と言って、曲げに強い合金を使用しています。
ご存知のように、アルミケースで最も損傷を受ける部分は、ケースの角です。普及版のAT-1000やAT-3200でもケースの角は補強されていますが、AT-8000/AT-8100の凸型角金は、より完璧に防御します。
ちなみに、AT-8000/AT-8100でケースの角にアングルが無いのは、1枚のアルミ板を曲げて作っているからです。こうする事で、軽量化を図っています。
AT-8000/AT-8100の錠前とハンドルは、完全にケースに埋込まれていて、輸送時の破損・損傷事故から守られます。また、ハンドルにはバネが付いているので、使わない時は自動的にケース内に納まります。
PROTEX COREシリーズにも採用されている高精度のロータリー錠は、つまみを回転させることで蓋と本体を完全に密着させます。AT-8000/AT-8100では、鍵付きのロータリー錠を採用しています。
前述したボールコーナー(球型角金)のメリットは、ケースの保護だけではありません。この凸起部又は突起部が足となる事で、ケースを傷つけることなく、地面に置く事ができます。また、複数の同形ケースを段積みする際には、ボールコーナーの凹凸を利用して段積みする事が可能です。
内装は、蓋と本体全面を8mmの発泡ポリエチレンシート貼りなので、大切な運搬物を傷つける事がありません。ご要望に応じてクッション材を入れたり、収納物の形に応じたケース内装のオーダーメイドも承っています。
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